海に流れ込んでしまったプラスチックごみは、海洋生物が傷を負ったり生物多様性の破壊されるなどの問題の原因になるだけでなく、食物連鎖により我々人間の健康にも悪影響を与えています。環境問題に対する個人の注意や行動が求められるポストコロナ時代において、プラスチックごみ問題を解決するための日常生活でのゼロ・ウェイスト活動が大事になっています。これを踏まえて、より多くのお客様にごみ問題の解決活動やゼロ・ウェイストの経験を提供するため、ビーチコーミングプロジェクトを進めました。このプロジェクトで、観光客が急増している済州島と襄陽郡を訪れ、4日間2,291人のお客様と一緒に合計18,700リットルのゴミを回収しました。
ビーチコーミングの有意義な結果に支えられて、都心のあちこちでもっと多くの人が参加するシティープロギングへと展開の範囲を広げました。シティープロギング「RE:EARTH MARCKET」プロジェクトは、10月4日(火)~5日(水)にはソウル広場、10月16日(日)には潜水橋の「真のフリーマーケット」で行われました。約1,000人の参加者たちは、都心と漢江周辺でリサイクルができない一般ゴミを約2,250L、プラスチックごみを1,250L、缶や瓶などのリサイクルごみを1,000L回収しました。このプロジェクトには、子どもをはじめ若者層、中高年層、高齢者に至るまで、全世代の多様な国からの参加者が集まりました。